【KAIZEN23】「改善目標策定」

HKM講義

4.改善目標策定

◆定義

改善で実現を目指す改善度を数値化するステップです。

具体的には「3」の現状把握で確認した『指標』の現状の数値を『何時までに、どの位の数値にするのか』を設定します。

 

◆意義

数値化できないものは改善がしにくいのです。4で数値化した問題を解決する数値的目標を作ります。

この後のステップ10で「改善の効果の確認」行います。本ステップで作成する「改善目標」と「改善策実施後の測定数値」を比較することによって最終的な効果の確認を行うことになります。

「どの程度の目標が良いのか」ですが、『現実の制約』を無視しての無謀な目標を立てても改善 は進みません。逆に『誤差と見まがう程度の過小な目標」では『活動テーマを実現する』と言う観点から妥当ではありません。この点を考慮して目標策定を行ってください。

 

◆実行方法

改善ではこの目標数値を実現するためにふさわしい対策を立案し実施していくことになります。

 

◆具体例

ヒロ:「鈴木さんでは前ステップで確認した現状の指標を何時までに、どのくらい改善 しますか?」

鈴木:「じゃぁ、1年後に」

ヒロ;「鈴木さん。1年後じゃ死んじゃうかもしれないですよ」

鈴木:「じゃぁ半年後に・・」

ヒロ:「鈴木さん。あまり長いとモチベーションが続かないですよ。改善 をしていること自体忘れちゃう可能性もあるし。それに余裕があり過ぎて、行動が伸ばし伸ばしになっていまいますよ。」「対策の実施期間を考えて、HKM1回転期間は一般的な目安として3カ月くらいが適当です。」

鈴木:「それじゃ、3か月後に、『マイナス1kgにして、84kgにします。

84kg-(標準体重)63kg=21kg。21㎏÷63kg×100=33.3%オーバー。

率にして、1.7%減』にします」

ヒロ:「鈴木さん。35%中の1.7%なんて“誤差“ですよ。怖がらないでもう少し高い目標を設定してください」

鈴木:「じゃぁ、1.5㎏減で・・・」

ヒロ:「鈴木さん。改善は問題を解決するためにするのであって、楽な改善をするのが目的ではないですよ。それに、3カ月で1.5kg減。半年で3kg減のペースでは半年後に鈴木さん死んじゃいませんか?」

鈴木:「そーでした。10㎏減ではどうでしょうか?」

ヒロ:「できたならば立派でしょうが、挫折しませんか?」

「鈴木さんは営業部長さんです。お客様とか部下の方や上司の方とのお付き合などの現実の制約だってあるのではないですか。台風の日も雪の日もありますよ」

鈴木:「それでは、3カ月でマイナス5kgではどうですか? 計算するとオーバー率は27%になり8%減で、改善率でみれば23%の改善です。」

ヒロ:そうですね。『活動テーマの実現』『現実からの制約』と言う観点から見て適当だと思います。

つづく

By Hiro

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