【KAIZEN2】HKM 本書についてⅡ
目次
2.「この本だけ」でHKMが修得できるの?
HKMは「この本だけ」で修得できるようになっています。
HKMはモンダイ解決の「能力とスキル」修得メソッド(注1)ですので、この本だけでこの両者が修得できます。既存の問題解決手法に関する本も同様ですが、ほとんど全部の「ハウツウ」本は、本を読むだけでは使えません。その本のハウツウを実行するには学校のクラブや道場や講習会に行って実際にならう必要があることが通常です(注2)。これには正当な理由がありますが、でもそれならば「その本」は「一体何だんだ」と言う不満を持ったご経験をなされた方はたくさんおられると思います。HKMは独自のメソッドを使って講習会不要、HKMの本だけでHKMが修得できるようになっています。
3.達人コース以外のプログラムはないの?
本来の「達人コース」以外に「中級者コース」があります。さらに中級コース終了後に「達人コース」に変更もできます。
「問題解決スキル」をある程度のレベルまで修得したいだけでしたら、本書の各論の内容だけで十分です。しかし達人を目指すのでしたら総論も読んでいただく必要があります。
具体的には以下のようなコースデザインになります。
◆【中級者コース】「ある程度の問題解決スキルだけを身につけたい方コース」
序論を読む⇒総論「1」を読む⇒各論を読む⇒本はおしまい。
その後は、
①本の中で疑似体験した「例題2」を今度は自分で復習1回。
②ヒロ曼荼羅を使ってHKMの復習と「例題2」の実施記録の復習をボチボチやる。
③HKMを実際に使ってみる。
◆【達人コース】「問題解決の達人を目指したい方コース」
《コース1》「『急がば回れ』を実践したい方のコース」
序論を読む⇒総論「1」を読む⇒各論を読む⇒「総論2」を読む⇒読了。
その後は、
①本の中で疑似体験した「例題2」を今度は自分で復習1回。
②ヒロ曼荼羅を使ってHKMの復習と「例題2」の実施記録の復習を定期的にやる。
③HKMを実際に使ってみる。
《コース2》「中級者コースを選択した方が、達人を目指す場合のコース」
「序論を読んでいる⇒総論「1」を読んでいる」ことを前提に
「各論を読む⇒総論「2」を読む」を追加的に読む。
その後は、
①本の中で疑似体験した「例題2」を今度は自分で復習1回。
②ヒロ曼荼羅を使ってHKMの復習と「例題2」の実施記録の復習を定期的にやる。
③HKMを実際に使ってみる。
いずれのコースでも問題はありません。
しかし、達人を目指すのでした「総論2」までの読破は必須です。少しヤヤコシイかもしれません。でも、覚える必要は一切ありません。「ふ~ん」「なるほどー」と読んでいただくだけで結構です。理解も100%なんて必要もありません。50%くらい理解していただき、必要になった時に読み返していただけば十分です。せっかくこの本を買ったのでしたら「達人コース《1》」がお勧めです。
注1:メソッド(Method)「教授の仕方」「教育内容の示し方」と言う意味で使用します。
注2:「ペン字」は独習できると言うのは、私たちはすでにその技能を使いこなしているからです。日本語を書いたことが無い人の場合にはやはり教えてもらいに行かないと習得は厳しいとおもわれます。
つづく