第11話 「日越+英」辞典を買いました

ベトナム語の部屋

 

こんちには。ヒロさんです。

やっぱり違いますね~。ベトナム人の日本語学習者が増え、日本にいるベトナム人の数がすごく増えています。

それに伴って、ベトナム語学習に関する書籍の数も増えてきています。

ヒロさんは本を買うのはamazonか、大阪の梅田と言うところにある「ジュンク堂書店」です。この付近にはジュンク堂書店は2軒あるのですが、ヒロさんが行く方は、日本一大きな書店(エッヘン! 笑)だそうです。

この日本一大きな書店でも去年までは、ベトナム語の学習書は10冊くらいしかありませんでした。

それが一月ほど前に行ったときには、30冊くらいに増えていました。今までになかった立派な越日辞典(二万七千円)と言うのもありました。

そこでヒロさんも三省堂の「日越+英辞典」、2400円也を購入しました。

ヒロさんがベトナム語の勉強を始めた3年前には、日本製の日越辞典を探しだすことができませんでした。そこでヒロさんはベトナム製の日越辞典を使っていました。

この日越辞典は、ベトナムに行ったときに外国人技能実習生を日本に送り出す機関の方からいただいたものです。日本にはなかったのであ大変有り難いいただきものでした。

しかし、辞書の紙が日本人が作っている辞書の紙ではなく、薄めの画用紙でした。そのため1200ページで約8㎝ほどあり、重く大きく更には製本の仕方が良くないので、開き難く、開いておけない、そしてページが脱落する本でした。

そこで、値段もお手頃でしたので三省堂を衝動買いをしました。

この辞書の帯には「おもてなしに、旅行に」と書いていました。きっとベトナムからお客様が来た時や、自分がベトナム旅行に行ったときに買い物とかをするために、「役に立ちますよ!」と言う意味で書いてあるのだと思います。

その証拠に、その辞書の構成は、

「日本語単語➡単語のベトナム語表記+表記のカタカナ読み➡英語」となっています。

用語例とかは無く、その代わりにベトナム語単語に「カタカナ読み」が付いているところがすごいです。

英語ならば、カタカナ英語でも結構通じることは、皆さんも経験があると思います。

でも、でも、でも。ベトナム語は100%通じません。

さすがは三省堂。カタカナ表記も大変工夫して、

「đâu」  ダオゥ

「không」 コォン

「người`」 ゥゴオィ

と言うように、発音らしく書いてくれています。

日本人が昔の英語風にカナを付けると、上記のそれぞれの単語は、

ダウ

コン

ゴイ

と言うように表記されるものです。

これを考えると、この辞書に振られているカタカナは、大変すばらしいく、ベトナム語の発音に近いと思います。

でも、でも、でも。残念なことに、100%通じません。

昔式カタカナであると、「言葉とすら認識してくれない」レベルだと思います。

以前このベトナム語の部屋で書いた通り、ベトナム語の母音は11個あるんです。

日本語は、「あいうえお」の5個です。

ベトナム語は、「あ」が3つ、「う」が2つ、「え」が2つ「お」が3つあるんです。

日本人がこれらを聞いた時には、3つの「あ」は、1つの「あ」として、3つの「お」は、1つの「お」として自動的に認識されます。

何故かと言うと、日本語において「言葉の意味を区別するための母音」は、5つしかないからなんです。

でもベトナム語は「言葉の意味を区別するための母音」が11個あるんです。

「O」「ô」「ơ」は別な意味を表す、異なった「音」なんです。

前述の「đâu」  ダオゥ を例にとると、

Đa    日本語の「だ」の音

Đâ  曖昧母音で「あ」と「お」の中間的な音で、千と千尋の神隠しの「顔無し」が「あっ」と言うように、喉を閉めて出す音

U    口を思いっきり突き出して丸くして出す、「う」の音

この様に説明されると「ダオゥ」では「通じないかもしれない」と分かっていただけると思います。

さらにベトナム語には声調と言って、単語単語に特有のアクセントが付いているんです。

「Đâu」:先に説明した単語なんですが、これは「何処」と言う意味です。

これに対して、「â」が「ầ」(「へ」の上に、右下がりの棒「―」)に変る

Đu は「頭」と言う意味です。

発音は同じです。違いは、

Đâuは、無アクセントでダオゥ(ロボットのように)

Đầuは、「今度の土曜日は補講をする」と言われたときに生徒が言う「エ~」のように、右下に声が下っていくダオゥ

です。

ね。だからカタカナベトナム語は通じないんです。

「え~。ヒロさんは大げさなんだから。ベトナム人だって、そんな声調なんか厳密に言ったり聞いたりしていないんじゃないの?」とおっしゃる方がいるかと思います。

はいはい。ヒロさんも実は1年くらいまではそう思っていました。

でもね、私たち日本人は、全員が同じ単語を同じアクセントで話しているんですよ。

方言によっては例外的に語のアクセントが異なることはあります。でも、ほとんどすべての単語及び単語と単語の繋ぎ合わせた「文」も、同じアクセントやイントネーションによって話しているんです。

そして、そのアクセントを聞き分けているんです。

日本人もやっているんですから、ベトナム人だって同じようにやっているのは当然です。

それを考えると、声調や、日本語には無い母音を、カタカナベトナム語であらわすことは不可能だと言う事が分かっていただけると思います。

じゃあ、「三省堂の努力はどうなる!」と考える方もいらっしゃると思います。

三省堂さんの努力は、ベトナム語の単語を見て「正しい発音がまだできない」ベトナム語初学者には役に立ちます。

旅行に持って行って、三省堂の日越辞典のカタカナベトナム語を話しても100%役には立ちませんが、「これからベトナム語を勉強してしゃべれるまで勉強する」と言う「学習者」には大変役に立つと思いますよ。

ヒロさんも、ほんの初心者だった頃にこの三省堂が合ったら、もっと楽に勉強できたと思いました。

でも、楽したものは身に付かないというので、ヒロさんは無くても良かったのかの知れません。

「じゃぁ、ヒロさんは何のために日越辞典を買ったの?」と言うお声も聞こえてきそうですね。

ヒロさんが日越辞典を買ったのは、「独り言を言うため」です。ヒロさんは独り言の練習をしています。

自分が現時点で知っている単語に限定して独り言を言うと、あんまり自由に独り言を言う事ができません。

でも日越辞典があると、単語をすぐに調べることができるので、独り言の自由度が上がってくんです。

そのような理由で買いました。独り言の練習はまだ始めたばっかりなので、まだ上手に独り言を言うことはできません。

ですので、今は目に見えたものを別ナム語でなんというのか? を調べているのがメインです。

つづく

By Hiro

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