【KAIZEN25】「実現子の策定」

HKM講義

6.実現子設定

◆定義このステップは、前ステップすなわち「5」で策定した「具体的実現目標の策定」達成する為の実現子を考えるステップです。2つ以上の実現子を考える必要があります。

 

◆意義

実現子とは、「5.で策定した『具体的実現目標』を達成させるための要因」です

「5.具体的実現目標」を達成すれば、「4.改善 目標」が実現され、「2.活動テーマ」が実現され、改善によって自分又は自分たちがベネフィットを手に入れることができるのでしたね。これまでのステップで連鎖させてきた因果関係を中断することなく繋ぐためには具体的実現目標の策定を実現できる要因、つまり改善目標達成・改善テーマ実現と言う結果に繋がっている要因である実現子を見つけることが必要です。

そして次の以降のステップで「実現子を実現する方法(実現子の実現子=改善策)」を見つけて、その見つけた方法を実際に実行できれば、第一ステップで明確化された問題を解決できる事が担保されている対策が実行されることになり、問題が解決されることになります。完全に解決されないかもしれません。しかし10%でも30%でも改善されればそれは大きな前進です。うれしいことです。これを続ければ間違いなくあなたの人生は良い方に変わっていくことは間違いありません。

◆実行方法

思い出してください。「4」と「5」のステップは「改善目標」で繋がっていいました。「5」では「4」で設定した改善目標を確認しているので当然ですね。そして4の改善目標とは3の問題測定指標の現状数値の改善目標でした。このことは、この6ステップで作る「実現子」は4で作った改善目標の実現子である共に、3問題の現状把握で行った「問題の現状を測定した指標の実現子」と言う関係になる事を意味しています。

活動テーマは、改善のゴールであり、改善を実行する戦略的意味を持っているのでしたね。

さて、実現子を見つけるためにはどうしたらよいでしょうか。

それには直感と論理と経験則を用いる事です。どうぞ考えて下さい。あなたならば考え付きます。なぜならあなたは誰よりも問題を知っているからです。あなたは誰よりも多くのことをこの問題につい考えました。問題の発生原因、問題の具体的内容、何時から発生しているのか、どうすれば改善できるのか等を考えました。問題の明確化のステップであなたにした質問群は、あれだけで1つの問題解決手法を構成できる内容です。その質問にあなたはちゃんと自分で答えを出しました。更には「問題の現状分析」では問題発生原因に見当をつけています。原因として見当を付け得た根拠は、知識と経験でした。

ですからあなたは間違いなく実現子を考えつきます。

もちろん、その実現子の効力や巧拙はあなたの現在の知識や経験によって左右されます。しかしHKMは「改善の効果」についてはあまり関心がありません。HKMの関心は改善能力の向上ひいては学習力の向上に関心があります。知っている事・知らない事はたんなる知識です。知らない事は人に聞いたら良いのです。webで調べればいいのです。

ですから自分を信じて、楽しみながら実現子を見つけてください。

 

◆具体例

ヒロ鈴木さん。「健康GETをできそうなすごい男、鈴木さん」を実現するための成果である、改善目標と実現期限の実現子を「2つ以上」考えてください。

鈴木:体重を減らすということなんで、最初のステップでされた「どうやったらばその問題は解決すると思いますか」と言う質問の答えである「摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やす」と言うのが論理的には間違いの無いことだとは思います。ですから、実現子の1つとしては「摂取カロリーを減らす」ことであり、実現子の2つ目として「消費カロリーを増やす」でいいと思います。実現子はこの2つです

ヒロ:2つの実現子は論理的に納得的であり私も間違いないと考えます。でもこれだけで良いんでしょうか? 他にはありませんか。

鈴木:「でも最初のステップで、「どうやったら解決するか」と言う質問で、出した答えですし。

どうやってカロリー摂取を抑えるかって内容を書くって言うことでしょうか?」

ヒロ:「『どうやって』と言う『具体的な部分=具体的アクションレベルでの実現子』の話はこの後のステップで出てきます。ここでの実現子は言わば『検討対象項目』と言うもっとざっくりしたものでOKです。

また、ここでの実現子は、問題の明確化ステップで考えた改善策に限定する必要はありません。『検討項目』なので間口は広げて得おいた方が後々手を打ちやすくなります。

あまり厳密に考えないで「こんな方向性もあるかもしれない」程度でもOKです。お気楽♪に考えてください。

鈴木:「それじゃ、『毎日の摂取と消費の記録を残しておく』と言うはどうでしょう?」

ヒロ:よろしいと思いますよ。仮に何の効果が無い方向性でもそれはそれでHKM的には役に立ちます。

それでは実現子は、①「摂取カロリーを減らす」②「消費カロリーを増やす」③毎日の摂取と消費の記録を残しておく の3つですね。

つづく

By Hiro

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