【KAIZEN50】「1.問題の明確化 2.ワクワク活動テーマ」

HKM講義

【3巡目】

さあ、いよいよ「3巡目」です。

みなさんは間違いなく問題解決スキルが身に付いてきてきます。問題解決達人への道を確実に歩き始めています。今回も一緒に頑張りましょう。

3巡目になってもやることはほとんど2巡目と同じです。

3巡目が2巡目と異なる点は2つだけです。

1つ目は、3巡目のHKMは、2巡目の結果を前提にしていることです。前提とする目的は、2巡目で手に入れた改善 効果を更に高めるためです。

2つ目は、HKMのスッテプにおいて考える事が少し高度化してくることです。これは達人を目指す練習は、今できる事より「少しだけ上」の練習をすることが大切だからです。

異なる点はこの2つだけです。

 

ヒロマイさん。3巡目のHKMを一緒にやっていきましょう。私からの説明やアドバイスは、3巡目で初めて登場してきたお話や、間違いやすい点や特に重要な点に絞って行います。HKMは「終了させること」が最優先します。そしてそれだけでマイさんの改善力がアップしていくことは先ほど確認したとおりです。お気楽に、どんどん進めて行きましょう。

ヒロ:「1.問題」と思っていることはなんですか?

【⇒前回活動の「今後の課題」に書いた項目である、「一言集約」的内容が「問題」と言うことができます。前回の活動の達成度が低い場合には、前回の「問題内容と」ほぼ同一の問題となります

マイ:「やるべきことを実行してHKM自力実行力をつける」です。

 

ヒロ:どのような事態・状況が問題ですか?前回の評価点や反省点を中心に記入してください。

マイ:「問題解決達人になりたい」と言いながら、きちんと考えるべきことを考えなかったため、HKMを自力で実行することができない状況です。

 

ヒロ:それが何故問題なのですか?

マイ:人生は問題と問題解決でできてるのに問題解決が上手にできないからです。

ヒロ:問題はいつ発生しましたか?

マイ:2巡目のHKMが終了した時です。

 

ヒロ:それ以前には発生していない問題ですか?

マイ:発生はしていましたが気が付いていませんでした。

 

ヒロ:誰人とっての問題ですか?

マイ:自分にとっての問題です。

ヒロ:この質問は今回の様に「自身の問題」を取り扱っている事が明白な場合には「意味があるの?」と疑問を持つと思うのですが、学校や会社、職場などの問題でHKMをやる場合には問題を明確化する機能を大きく発揮します。みなさんの視点を作る意味で今回もいれています。

 

ヒロ:「問題があると」どのような不都合がありますか?

マイ:自力でHKMがいつまでもできないので、人生を損してしまうことになります。

 

ヒロ:【New2巡目∼】その問題は例えて言うと、他の何に似ていますか?

マイ: 「ダイエットしたいと思ってスポーツジムに通いはじめた。行き始めたら通っている事だけで満足して、行っても「疲れないで家に帰る」事が目的になっていた」と負いう感じです。

 

ヒロ:【NEW3巡目~】問題(やるべきことを実行してHKM自力実行力をつける)の内容を別なコトバを使って言うとどのように言うことができますか?

マイ:「問題解決スキルの本質は『因果関係を連鎖させるゲーム』である。せっかく教えてもらった事を無駄にしている」と言うことができます。

 

ヒロ:「それじゃ、今『問題』についてのお答えを考え併せて、もう一度マイさんの『モンダイ』考えてください。一度目の定義のままでも良いですし、変更しても構いません」(指定行為)

マイ:「『因果関係の連鎖をさせるゲーム』をやりきる力をつける」です。

ヒロ:喝破!を憶えてくれていたのですね。

マイ:『例題1』の時にも、各ステップで因果関係の連鎖を意識させる説明をヒロさんがしてくれていたのを思い出しました。

 

ヒロ:「問題が解決すると」どのような良いことがありますか?

マイ:お得な人生を手に入れえることができる。

 

ヒロ:問題を解決するためには何をすればよいと思いますか?

2巡目以降は、前回の「今後の課題の②『今後の課題①の“・・・・必要性がある”』を実現するアクション」が加わってきます。HKMを回せば回すほどアイデアは具体的な内容となります。

マイ:HKMの各ステップでの「連結装置」を確認する。

具体的には2巡目『今後の課題②』考えた指標好転行動=改善策です。

ー 「設定した実現子の適否の考察」

「実現子設定以降の項目の因果関係考察」

「実現子好転行動または具体的アクションの実効パワーの考察」

「実現子及び改善目標の効果算出方法の考察」

「スケジュールの実行期間の検討」

ステップ5の「具体的実現目標の策定」 — まで隠れた実現子が存在しますので、各ステップの連結装置を確認します。

ヒロ:『2.ワクワク活動テーマ』のステップです。

改善活動の方向性を決めていくステップです。

直感を活かして問題解決をする方向性と問題が解決したら手に入れることができる利益を決めます。

ヒロ:「問題が解決されたらどのような良いことがありますか?」と「問題を解決するためにはどうしたらいいと思いますか」を参考にして、ワクワクするような活動テーマを考えてください。

マイ♪「カッパと一緒にお気楽に真剣勝負💛 得々人生しちゃうぞ✌ ♪

ヒロ:マイさん。いいですね。プロですね。なんとなくわかるような、解らないような、でも楽しそうで。

つづく

By Hiro

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