【KAIZEN49】「12.サクッと歯止め 13.今後の課題」

HKM講義

ヒロ:『12.サクッと歯止め』です。

改善で得た効果を逆戻りさせないための手を打つステップです。

HKMにおける歯止めは2つあるのでしたね。

1つは「問題解決能力の歯止め」。

もう一つは「改善成果の歯止め」でしたね。

マイさんの今回のHKMは「問題解決スキルの修得」ですので、歯止めとしては「問題解決能力の歯止め」に集約されることになります。

それではマイさん。歯止めをお願いします。

マイ:歯止めはHKMのルーチンとして以下のものとします。

1)ヒロ曼荼羅の1週間に一度復習

2)HKMの各ステップの活動記録の清書した「HKMの記録」の週に一度復習

 

ヒロ:『13.今後の課題』です。

このステップは「評価と反省」のステップで確認した『評価』のさらなる上積みと『反省』の修正を如何にして行っていくかを考えるステップです。

ヒロ:『評価と反省のなかで、最も向上させたい又は修正をしたい事を一言集約してください。(指定行為)

「○○○○・・・・・・〇する必要がある」とまとめてください。

マイ:「HKMの各ステップはヒロさんの誘導がありますので、確かに因果関係の連鎖が保たれています。だから、自分では「改善具体的実現目標」とそれを実現する「実現子」は確かにつながっていたものを設定したはずですし、その後の指標の設定、指標好転のための行動も繋がっていると思うんです。でも、最終的に改善目標である「問題が解決できる力」が付いた実感がないんです。

違和感はもう一つあります。以上の様に改善具体的実現目標達成に貢献している実感が無いのですが、実現子実行の結果は高く、その結果、改善目標への貢献度も高くなっている事です。

以上の考えを整理してみると、これらの原因は、「実現子の策定そのものの間違い」「その後の因果関係の間違い」「力のない実現子好転行動または具体アクションの設定」「効果算出方法の間違い」の何れかに不具合があると思いました。

そこで「今後の課題」を以下の様にまとめて見ました。

「ちゃんと考える、因果関係を整える。やるべきことを実行してHKM力をつける必要がある」です。

 

ヒロ:上記項目の「今後の課題」を実現する為の具体的な活動を考えてください。

マイ:  「設定実現子の適否の考察」

「実現子設定以降の項目の因果関係の考察」

「実現子好転行動または具体的アクションの実効パワーの考察」

「実現子及び改善目標の効果算出方法の考察」

「スケジュールの実行期間の検討」

の5つです。

 

ヒロ:次回の活動における「成果目標」を設定してください。今回の活動の成果よりも高い成果を「目標」設定してください。

マイ: 2巡目のHKM修得度は目標50%に対して半分の「25%」でした。

3巡目の目標は「HKM修得度50%。達成度100%」を目指します。

マイ:この指標は、算出方法が主観的なものが多いため「一応の目安」としても少し疑問がありますので3巡目では算出式を考え直したいと思っているのですがダメでしょうか?

ヒロ:算出基準が異なってくるので、「1巡目と2巡目との比較ができなくなる」ことを心配しているのですね。問題ありません。HKMは人の成長に関心があります。人が成長したら物の見方も変わります。それに比較をしようとしたら、1巡目と2巡目の結果を3巡目の算出式で再計算すれば比較はできます。

*************2巡目終了*******************

つづく

By Hiro

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