【KAIZEN37】「4.改善目標の策定 5.実現目標策定」

HKM講義

ヒロ:『4.改善目標策定』に移ります。

改善で実現する改善度を数値化するステップです。

ヒロ:「前ステップで確認した数値を何時までに、何点に改善しますか?

マイ:「3か月後に修得度50点=中級者になります」

 

ヒロ:『5.具体的具体的実現目標の策定』を行います。

「4」で設定した「改善目標」と「2」で決めた「活動テーマ」を使って、「問題を解決できた自分又は自分達」への賛辞を考えるステップです。

次の⑥ステップの実現子が実現する目標となります。

 

マイ:こんな感じではどうでしょうか?

「3か月のお気楽♪練習で中級者!お得人生50%増し。えらいぞ! キラキラマイ💛

 

ヒロ:上手ですね。さすが一度HKMを経験しているだけのことは有りますね。そして、すごいスピードでここまで進んでいますね。

このステップは簡単なんですが、因果関係の連鎖を確認する、また、HKMの前半部分と後半部分を連結する、という意味で大切なステップです。コーヒーブレイク的にヒロさんの説明を再度聞いてください。

改善の目的・あるべき姿はなんであったか、その目的を達成する為には何を、何時までにすればいいのかを再確認をすることは非常に大切です。このステップを通じてこの改善がなんの為に必要だったのかを思い出し、改善により手に入れることができる具体的なベネフィットとプロフィットを改めて認識する。そしてこれ等ここまでのステップが全て因果関係で繋がっている事を明確に認識できることになるとともに改善に1~4のステップで磨かれた「直感」を活用できることになります。これらの再認識はこれから行っていく改善の後半のステップの必要性をここで確認し、一気に最終まで駆け抜ける準備をするという意義も持っています。

またこのステップはもう一つ重要な意味を持っています。それはこのステップの回答は、次の「実現子の策定」のステップを行っていくための「問題文」になっているんです。次のステップから「解決策の立案」までステップは、自身が各ステップに対する「回答」であると同時に自身が次のステップに対する問題文となっています。ですからこのステップで問題文を提供しないと、次のステップは「回答」が出来なくなってしまうのです。この意味でもこのステップは前半と後半を繋ぐ重要な連結器であり、HKMストーリーの「中間地点」と言うことができます。

つづく

By Hiro

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