日ハングル対照言語学
12月7日 対照・社会言語学
のんです。
今日はハングル語(朝鮮語と言っても韓国語と言っても角が立つので)
と日本語を比べる勉強でした。
ハングル語は、日本語と似た歴史的な背景を持っています。
もともと、朝鮮では漢字を使っていました。それもつい300年前まで。
日本の「仮名文字」は平安時代のころに作られたので、ハングル文字が
文字の歴史から見れば新しい部類だということがわかります。
「ハングル文字」は300年前に学者さんが作った文字です。
合理的な文字だといわれるのはこのためです。
ハングル語贔屓な人は、「ハングル語に発音できない音はない!」
と言うそうですが、それは都市伝説です。
日本語の「ざじずぜぞ」はハングル語にないので。
証拠韓流スターは「ありがとうごじゃいます」と言っているでしょ?
さて、日本語とハングル語の似ているところはいろいろありますが、
中国の影響を強く受けている点についてお話ししようと思います。
日本の「仮名」は「真名(中国からはいってきた漢字)」に対して、
「仮」の文字ですよ、という、なんとも謙遜な表現をしています。
誰に対して謙遜しているっかって?中国です。
ハングル文字も「オンモン(「田舎の言葉」の意味)」と言うことがあるそうですよ。
日本は中国と地理的に距離があったので仮名文字を作るのが早かったけれど、
韓国は陸続きで常にお隣の大国中国の動向が自分の国の立場を左右する背景
があったので、なかなか独自の文字を作れなかったのかもしれません。
韓国の考え方に「事大主義」と言うのがあるそうです。
「大きいものに事(つか)える」と読むと解り易いとか。
日本語とハングル語はその歴史的な背景から、なんだか通ずるものを
感じますね。敬語があるのも同じ理由なのかしら。
本日の自己評価はB
I Love you, non