【KAIZEN20】「1.がんばれ!問題の明確化②」
◆【KAIZEN20】「1.がんばれ!問題の明確化 ②」
◆具体例
ヒロ:では例題をやってみましょう。
鈴木さん。紙と色鉛筆はご用意していますね。普通の鉛筆もあると便利ですよ。
指定行為①:鈴木さんが「問題」と思っている事はなんですか。レポート用紙になるべくきれいな字でできるだけ大きく問題を書いてください。
鈴木:はい。私が問題だと思っている事は、
「太っている」ということです。
ヒロ:・・・・ほほう。シンプルですね。良くわかります。
ヒロ:それでは今度は質問をします。。
質問①:「どのような事態・状況が問題ですか?」
鈴木:太っていることです。私の身長は170㎝で体重は85K g です。とすると標準体重の計算の仕方は確か『身長-100×0.9』だから、私の場合にならば標準体重63kgです。22kgオーバーです」
ヒロ:割合にすると、約35%オーバーですね。
ヒロ:次の質問です。
質問②:「22kgオーバー、率にして35%オーバーが、どうして問題ですか?」
鈴木:「中度肥満なので」
ヒロ:「それって、22kgオーバーと35%オーバーを言い換えているだけではないですよ。言い換ええいるだけだと問題の具体化が進みません。問題の具体化が進むような答えを少し考えてください。もう一度お聞きしますね。22㎏オーバーで35%オーバーがどうして問題なんですか?」
鈴木:「生活習慣病に片足を突っ込んでいるのが問題です」
ヒロ:ほ~。結構ナマナマシイですね。でもまだ片足で済んでいるのが幸いです。
鈴木:何とかしないと今年中には両足になる可能性が高そうです。
ヒロ:質問します。
質問③:「その問題は何時からあったのですか?」
鈴木:「今年の健康診断で栄養士さんに言われたんで、今年からかもしれません。」
ヒロ:質問④:「じゃぁ、去年は問題が存在していなかったんですか?」
鈴木:「意識していなかっただけで、3年くらい前ならまだ大丈夫だったかもしれません」
ヒロ:「じゃぁ、問題は2年目くらい前から在ったという感じですね」
鈴木:そうでうね。四十を過ぎてから毎年1kgくらいずつ太ってきてはいたんですが、急激に太ってきたのはこの3年くらいなんです。毎年ぶくぶくと。
ヒロ:質問⑤「誰にとっての問題なんですか?」
鈴木:「鈴木の問題です」
ヒロ:ふんふん
ヒロ:「その問題『生活習慣病に片足突っ込んでいる』と、どのような不都合があるんですか?」
鈴木:「定年まで体が持たない可能性があるので」
ヒロ:「定年まで体が持たないと、どんな不都合があるんですか?」
鈴木:「働けなくなって、生活が出来なくなるから、かな」
ヒロ:なるほど~。だんだん問題の中身がみえて、問題が明確になってきましたね。
鈴木:だんだんと深刻になってきました。なんだか息苦しいような・・・。
ヒロ:私も他人事とは思えない体験なんで、私も心配になってきました。
ヒロ:指定行為②「それじゃ、今『問題』についていろいろ考えた事を考え併せて、もう一度鈴木さんの「問題」考えてください。そして考えた内容を紙に書いてください。
一度目の定義のままでも良いですし、変更しても構いません。
鈴木:「健康を害するくらい太っている」
ヒロ:具体的になってきましたね。
ヒロ:質問⑦「問題が解決するとどのような良いことがあるのですか?」
鈴木:「健康で定年まで働ける」
ヒロ:なるなど。そりゃそうですね。これが鈴木さん問題に対する「問題解決目標」と言う事ができますね。
ヒロ:それでは質問⑧「どうすれば問題は解決できると思いますか?」
鈴木:「摂取カロリーを減らして、消費カロリーをふやす」
ヒロ:論理的ですね。
これで第一ステップの終了です。
☆トピック【指示表現】
この問題の明確化ステップでも、「その問題」とか「どの問題」とかのように、この、あの、その、どの、の様な言葉が出てきます。これらは国語文法で、「指示語」と言います。
「こ・そ・あ・ど」なんて言ったりします。聞いたことがあるのではないですか。
指示語とは、今話をしている私とあなたの場所関係を基準したり、指示する物と話者との距離を基準としたりして、人や物事を指し示す語を言います。これ、それ、あれ、どれ、、ここ、そこ、あそこ、どこ、こちら、そちら、あちら、どちら等です。
子の指示語は、話者間で見えているものを表す、例えばタクシーに乗っていて運転手さんに「その角を右に曲がってください」と言うように表す「現場指示」と、話者間の話題の中に出てくるものについて、例えば「昨日、駅前のその本屋にいったよ」と言うように表す「文脈指示」途が有ります。
By Hiro
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