【KAIZEN19】「1.がんばれ!問題の明確化①」

【KAIZEN19】「1.がんばれ!問題の明確化①」

◆定義

問題の明確化は、「問題の内容を明確にするステップです」。

いままでご自身の頭の中で「問題」だと思っていたり、考えていたりした「問題」を、頭の外に引き出して「良く観察する」工程です。

*先に確認してもらった定義の中で、「問題とは、現状と目標との『差』のこと」であるとしていました。この定義を変更しているのではありません。この定義はそのままの内容としてHKMでは使用しています。

しかし「問題の明確化」と言うHKMをスタートさせるステップにおいて、「明確にする」対象としての「問題」は、あなたが問題だと「考えている、思っている、感じている現象」である、と言う事です。

 

◆意義

あなたが、「直感」で問題だと感じた事、感じていること、常日頃問題だと考えていること、それらを通常「問題」であると自身は考えています。そしてその問題が自分に関わる問題である場合には自分が当事者として「その問題を一番よく知っている」と何の検証もなしに思っています。しかし現実は問題を正確に認識している人はたいへん稀な存在です。これは自身の問題ではなく、自身が所属する組織の問題においてはなおさらです。

ですから問題解決の第一歩は問題を明確にすることです。明確で無い問題は解決しようがありません。

人間は認識の限度でしか行動はしませんし、学習もしません。だから、問題解決においては「問題の明確化」のステップは大事なステップなのです。

問題の明確化を中心的スキルとして問題解決をする手法があります。「質問会議」と言います。[1]

私は自社の社員教育に取り入れていました。HKMの「問題の明確化」においてしている質問はこの教育で養ったものです。

 

◆「問題」の意義

問題というのは「目標と現状との」ことです。そうすると問題はと言うのは「目標から見たら足りないところ」と言うことになりますが、いわゆる「悪い点、劣っている点」と言う意味ではありません。

ふつう「問題がある」と言うと現状と平均の間にある「差」つまり「平均から見て劣っている」という意味での「差がある」という感じがします。

でもそれだけではなく「平均より上にある現状」と「高い理想」との差である、言って見れば「挑戦目標」までの「差」を含んでいます。

このように考える事で問題解決活動を「劣った点を何とかする活動」から「希望や理想を達成する活動」となり楽しくなります♪ ホイホイ~♬

 

◆実行方法

ヒロさんの質問に答え、指定行為をするだけです。

質問に答えるコツとしては「多面的に考える」ことと「具体化を進めるように考える」ことです。

 

[1] :実践アクションラーニング入門,マイケルJ.マーコード,訳清宮美智子/坂本麻由子,ダイヤモンド社,2004,7,30. ヒロさんの修士論文は「クリティカルシンキング志向性を如何に学習させるか」と言うものだったのですがクリティカルシンキング志向性獲得の為に質問会議を勉強し、実際に実証実験にも使いました。この手法はなかなか良い実績を上げました。

つづく

By HIro

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