第16話「最近のベトナム語の学習法」

ベトナム語の部屋

こんにちは。ヒロさんです。

アイキャッチは、兵庫県西宮?にある美術館のリンゴのオブジェです。電車に乗って散歩に行ったとき入館しました。

前々回に「キクタン」の話を書きました。
3年前に買って、行方不明になっていたキクタンを発見し、中身を見たら当時の勉強の仕方のタイムカプセルだった。でもキクタンの書き込みと現在の進捗を比べると、結構成長を感じることができました、というようなことを書きました。

今回は最近の勉強の仕方をお話しします。
何回か前に、「話すため」に、音源を聞くことを中心とする勉強にしていくと書きました。予定通り音源を聞くことを中心とした勉強をしていますが、具体的にしている工夫をお話しします。ベトナム語やその他外国語を勉強している方の参考にもなると思います。

まず一つ目の工夫は「声調の特徴を考えながら音源を聞く」ということです。
声調の特徴を考えるというのは、声調にごとによって「どのように聞こえるかを耳に覚えこませる」ということです。そのためにディクティーションをするときに、聞いた会話を思い出しながら、また、繰り返し当該部分を聞いて、「声調記号や母音記号を書いていく」と言う練習をやっています。
だんだんと正答する回数が増えてきています。

二つ目に工夫は、「母音の発音と音の聞こえ方の特徴を聞き取る練習」しています。
問題となる母音のベースは「ơ」「â」「ư」です。「ơ」「â」「ư」は「音の出し方」は同じです。

  • 「喉を閉める=ゲップをする感じ」で ②「上の歯を見せるように笑顔になって」音を出します。
  • 出す音はそれぞれ、「ơ」:オ、「â」:オ、「ư」:ウです。 「ơ」と「â」の音が同じなんです。違いは「a」の方は終わり掛けにしゃくるんです。怖いお兄さんが「おぉ、なんだお前は」と言う時の「おぉ」です。

三つ目の工夫は、「ベトナム語のリズムにあった聞き方をする」ということです。
ベトナム語のリズムの特徴は、「2単語~3単語をまとめて、少しつなげて話す」ということです。
日本語の場合には「意味の単位」や「グループ単位」でまとまりを作る感じですが、ベトナム語は「2単語、3単語」という単位でまとまることが多くあります。
例えば極端な話し、日本語ならば、
「今晩は寒いので鍋が食べたい」
という文章があった場合には、
「今晩は寒い」「ので」「鍋が食べたい」  と区切って発音するのが普通です。
つまり日本語では「意味のまとまり」でまとまるのです。

でもベトナム語では、
「今晩」「は寒い」「ので鍋」「が食べ」「たい」
の様な感じで、「単語の数」でまとまって発音されるのです。
何故そのようになるのかは分かりませんが、私が学習して感じるのは、「リズム中心」なのではないのかと思っています。
ベトナム語のネイティブの会話を聞いていると、とてもリズミカルで楽しそうな感じがします。
英語もリズム中心的な感じがします。
これに対して日本語のリズムは、なんか説明的な感じがして、リズミカルではない感じがします。
首脳会談の共同記者会なんかで、各国の首脳が話し合った結果について、各国それぞれの母語を使って交代で発表することをテレビで見ることがありますが、英語の発表は日本語に対してリズミカルでかっこいい、と私はいつも思います。
少し横道にそれました。

私は日本語のリズムに当然慣れていますので、「区切」は「意味の区切り」として反応します。そうなると文の意味が理解できないのです。
「のでなべ」ってなんだろう?  「がたべ」ってなんだろう?  と言う感じですね。
ベトナム語の単語と慣用表現を完全に体得しているネイティブにとっては何らの問題がなく通じます。
私たち日本人でも、日本語ならば問題なく通じます。楽曲で、日本語が途切れ途切れに分断されて歌われてもちゃんと意味を理解することができます。

それではベトナム語ネイティブではない日本人がベトナム語を理解するためにはどうしたらよいのでしょうか?
私はこの対策として、文章例や慣用表現を覚えるときに、ベトナム語のリズムで覚えれば良いと思いつきました。つまり通常発音される「塊」で覚えるんです。
Bạn đã biết chưa?  ・・・  ねえ、知ってた?
Bạn(あなた) đã(た、だった)  biết (知っている)  chưa(まだ、いまだ)?
バン      ダァ       ビッ        チュア

これを日本語的に読むと
バン、ダァ・ビッチュア という風にまとまると座りがいいし、わかりやすいです。

ですから、読解も越語作文も、頭の中は上のようにまとめています。
でもベトナム語では下のようにまとめ、発音します。
バダ・ビッチュア
無理に訳すると、「あなただった・知ってるの」
となります。

バダ・ビッチュアが、 バン、ダァ・ビッチュアで、書くとBạn đã biết chưa? であるということを理解するには、結構無理があります。
そこで私は、「バダ・ビッチュア」と覚えるようにした、と言うことです。

そして工夫の4つ目です。でも今回は長くなりましたから皆さんももうお腹いっぱいだと思いますので、工夫の4つ目は次回お話ししますね。

では。

By Hiro

つづく

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