第15話「OH My God!」

ベトナム語の部屋

こんにちは。ヒロさんです。

ヒロさんが住んで知る大阪は、今年の梅雨の入りは5月15日くらいでした。
例年ならば、梅雨入りは6月10日ごろなんですが、今年はなんと平年より3週間も早く梅雨になりました。
観測史上で一番早い梅雨入りだそうです。それに加えて5月は初めから雨の日が続いていました。
「三日降って、二日曇って、一日晴れ」というお天気でした。そしてその延長線上梅雨にないってしまったという感じです。
でもこの三日間は折れています。昨日なんか、気温29度でした。
ヒロさんもうちにいるときは靴下を脱いでましたし、夜の12時くらいまで窓を開けていました。
ヒロさんは「夏大好きおじさん」なんで、サイコーでした。

ちなみに、ベトナムも北部(ハノイ地)は4季らしきものがあり、梅雨らしきものもあります。
ホーチミンのある南部は熱帯モンスーン地帯なので雨季と乾季が季節の区分です。ホーチミンの平均気温は30度を超しているんですよ。
ベトナムも日本と同じように南北に伸びた国土を持っていますので同じ国でも気候ゾーンが異なるんですね。

早くコロナが落ち着いてくれればいいです。ヒロさんは早くベトナムに語学修行兼ビジネス調査に活きたいです。ヒロさんの事業予定がコロナで1年狂っています。今のコロナの様子だと、もう一年くらいかかりそうです。

Oh my god ! という感じです。

このOh My God!という言い方は、ベトナム語にもあります。

ôi chúa ơi ! とか、

trời ơi ! とか言います。

ôi :ああ  chúa:神   ơi !:よ!

ơi !は、呼びかけに使う言葉です。田中Ơi=ねえ、田中さん みたいな感じです。

trời:天(天気) trời mưa:雨が降る   trời đẹp:いいお天気 というように、天気を表すときに必ずつける言葉です。

英語と発想が似ていますよね。やっぱりベトナム語はフランス語の影響を受けていますので。
日本語では「なんてこった!」「どうなってるんだ」「信じられない」という感じですね。
こういう用に並べて書いてみると、文化の違いを感じることができますね。
「絶対唯一神を信じるかどうか」というのが根本なのかもしれません。
絶対唯一神を信じてしまえば、「これは神の思し召しなんだ」とすることで、それ以上原因の探求はしないことになります。
日本語のように考えれば、その驚愕のあとで、「じゃ原因は何なんだ」と考える工程が発生することになるような気がします。
オーマイゴッド圏の文化は、神の仕業として悲しい事や辛いことを「処理する」必要がある環境が存在し、
日本は島国・単一民族なので「のんびりした環境」だったのかもしれませんね。

言語の特徴としても、英語系列は「発生した現象は誰の行為の結果発生する」ととらえるものが多く、日本語は「自然になった。自らなった」と言うようにとらえる、という特徴があるんです。つまり、英語は他動詞中心で、日本語は自動詞中心の言語なんです。こういう事を考えると、私がベトナム語を学ぶためには、ベトナムの文化をもっと身に着ける必要があるのではないかと思えますね。
コロナが収まれば、絶対にベトナム修行に行ってきます。
では。

つづく

By Hiro

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