わたし 中国人 アルよ

11月30日 対照・社会言語学

 

のんです。

今日は日中社会言語学でした。

中国語(北京語)はこれまで習う機会がなかったので、初めて勉強しました。

 

さて、日本の漫画で中国人のキャラクターが、「私、中国人アルよ」

と言っているのを見たことがありませんか?

これは中国語の特徴を反映しているものだということを

のんさんは初めて知りました。

 

日本語では、「私は中国人です」と言います。

中国語(北京語)では「我是中国人」

中国語(北京語)には、助詞がありません。

日本の漫画業界で初めて中国人のキャラクターのセリフを考えた人は

中国語(北京語)のことをよく知っていたのかもしれませんね。

 

中国語(北京語)は孤立語ですから、例えば

日本語のように動詞を「来る、来ます、来るとき・・・」と活用

することはありません。

※ちなみに名詞の修飾は「形容詞+的+名詞」なので、「的=の」と

日本語を習って間もない中国語話者は間違いやすいそうです。

例えば、「おいしいお菓子を、「おいしい の お菓子」」のように。

 

また、中国語(北京語)は品詞が変化せず、語順が英語に似ている点で

日本人が「書いて」勉強する上では非常に解り易い言語かもしれません。

日本人は漢字も使いますしね(日本で使われている漢字は新字体、

北京語で使われている漢字は簡体字と呼びます。どちらも「旧字体」

という漢字をもとに作られたものだから、形が似ています)。

 

しかし、日本人にとって北京語は「発音が難しい言語」です。

日本語の母音は5つ、子音は15です。

北京語はなんと母音7+二重母音9+三重母音4、鼻母音16に、子音が21

そのうえ声調が4です。

ひゃぁ!

しかし、知らない言語を学ぶのはとても面白いです。

他の言語を知ることで、日本語の良さがわかることもあります。

自分の母国語、母語に誇りを持つのは素敵なことですね。

 

英語の他に第二外国語を勉強するなら、北京語がおすすめです。

なにせ話者数は世界一ですし、日本人が学ぶのには有利な言語です。

 

ちなみにのんさんが大学で学んだ第二外国語はドイツ語です。

 

中国語で自己紹介ができるようになったので、自己評価はAです。

ヒロさんに「自己採点が厳しい」とご指摘を頂いたので、甘めにしてみました。

 

I Love you, non

 

 

 

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