第20話「やっぱりベトナム語はリズム優先です」

ベトナム語の部屋

こんにちは。ヒロさんです。

お盆休みも終わりましたね。お盆休みが終わるのは全然悲しくはないんですが、悲しいのは、秋雨前線が居座っていることです。

お話しした通り私は夏が大好きなので、夏空が見えない、クワーって熱くない日々が、この夏の時期に2週間も見られないのが残念で仕方がありません。

この夏はダイエットを頑張ろうって思っていたんですが、ウオーキングもできませんし、サイクリング(ママチャリですけど)もできない日々が続いていますので、きっと体重が増えていると思います。「思う」というのは、怖くてこの1週間くらいは体重計に乗っていないんです。

8月9日から14日まで次男が東京から帰ってきていて、毎日一緒に飲んでいました。

新婚さんの長男もお嫁さんを連れて遊びに来ましたので、またその日も飲みました。

それに加え、19歳の三男が飲み会に参戦してきていました。

子供たち集まると私の奥さんも母親パワー全開で、お料理をいっぱい作ります。

これらが重なって、絶対に私の体重は激増しているのは間違いありません。

その現実を目の当たりにすることに耐えられません。

残りの夏を大いに楽しんでダイエットしようとしていたのに、秋雨前線です。

怖くて人間ドックにも行けません。

きっと10月くらいには、三桁の体重になっているかもしれません。

ああ、秋雨前線が恨めしい。

今日のアイキャッチは、子供たちと一緒にウオーキングに行ったときに撮った写真です。

淀川の河川敷です。バックは大阪市の中心街です。

前にもアップした風景なんですが、今回の写真は私が写っていることと、iphone12で、私のバックグランドをぼやかせて写していることに違いがあります。

まっ、と言うことで今回の本題に入りましょう。

前に、ベトナム語の発話は文章の意味重視ではなく、言葉のリズム重視だということを書きました。

でもこの前見つけたんです。「文章をリズム重視で話す」だけではなく、「単語」もリズム重視で話すんで。

日本語だって、楽曲ならば、単語を分割して歌う場合があります。でも普通の会話でもそれをやるのはさすがリズム重視の言語だなって思いました。こんな感じです。

例1(単語の分割発話)

Chắc  chắn  là  bại  thi  khó  lắm.

きっと  です 試験問題 難しい とても(単語訳)

「きっと試験問題はとても難しいです」  (文書訳)

チャク チャン ラ バイ ティ ホ   ラム(単語の発音)

チャクチャン ラ バイティ ホウラム  (日本語的発話の塊)

チャクチャ ウンラ バイティ ホウラム (ベトナム語の発話の塊)

チャク・チャンは意味的には離せ無いんです。

だって、「チャクチャン」=「きっと」って熟語なんです。

これを「チャクチャ」と「ン」に分けて、さらに「ラ」に引っ付けるんですよ。

日本語的に再現すると「絶対です」を「ぜった」「いーです」って分けてんですよ。

これを聞いて「絶対です」と認識するのは日本人でも難しいと思います。

例1のベトナム語の文は、私は当然読めますし、書けます。でも聞いて理解することはできません。だって自分の中では「チャクチャンラ」なんです。

「チャクチャ ウンラ」って聞こえているんです。っていうか、そう言っているんです。

私の脳みそは、「チャクチャ」と言う単語と「ウンラ」と言う単語を激しく検索しますが、全然ヒットしないことになります。

日本人にとっては、反則です。

 

例2(熟語の分割発話)

Hôm  nay  các  em  thi  ngũ  pháp  tiếng  Nhật.

今日   達  君      文法   言葉  日本(単語訳)

「今日、君たちは日本語文法の試験をします」     (文書約)

ホムナイ  カク エム チ グウ ファップ ティング ニャット(単語発音)

ホムナイ カクエム ティグウファップ ティンニャット(日本語的発話の塊)

ホムナイカク エムティグウファップ ティンニャット (ベトナム語発話の塊)

こちらの例も理解しにくいです。意味的には「カクエム」は離れません「君たち」「諸君」と言う意味です。

日本語的に再現すると、「きょうしょ」「 くんは」と言う感じか、

「きょうきみ」「 たちは」と発音するようなものです。

でも、こちらはまだ分かりやすいです。

文頭に「ホムナイ××」と言うように、ホムナイが文頭に来たらそれは「本日」と言う意味以外には考えられないからです。そして後半の文章を聞いて「日本語文法の試験を受ける」と言っているので、不明な部分も「カクエム」と言うようにつながってくるからです。

でも、「カクエム」と言う風につなげていると、次のフレーズは聞き逃すことになってしまします。

ですので、これらの対策は、「言い回しの発話」はそのまま覚えてしまうのが、対策としてはベストだと、今は思っています。

焦らず休まず、これからもベトナム語の勉強をしていきます。

では。

つづく

By Hiro

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